綾部・丹波・福知山峠巡り

 県をまたぐ移動自粛要請終了で、堂々の越境ツーリング。

 特急きのさきに乗るべくプラニング。予定通りに起きて、嵯峨嵐山駅まで実走して、輪行パッキングして、切符を買おうとしてスマートフォンを持ってくるのを忘れたのに気がつく。取りに帰ろうかと迷ったが、なんとかなりそうなのでそのまま決行することに。財布とかeTrexやったら引き返しとるわ。

 スマートフォンがないと車中で手持ちぶたさになるもんだが、山陰線の場合は普段走る道が電車からはこう見えるんだなとかわかって、退屈しなかった。
 和知のあたりでは路面が濡れていて驚いたが、綾部は降った形跡はなかった。

 走り出すと、ごくたまにながら雨も落ちている。雲の様子を見ると本降りにはならなそう。スマートフォンがあればこういう時に雨雲レーダーを見るんだが。

府道709号(中山綾部線)の峠

 駅前の商店街からほぼ道なりに進んで、集落を抜けたあたりから登りが始まる。府道と言うよりも舗装林道みたいだなと思っていたが、林間になったあたりからいきなり勾配が厳しくなる。久しぶりの激坂ということでたまらず停止。フロントをインナーに落として再スタート。その後も厳しい登りは続く。距離は長くないものの、かなりタフ。その後はずっと乗車で峠へ。

 峠ではしばらく息が上がったままだった。いまさら気がついたが、息が上がっている時は座り込むと早く回復する。ただし立ちくらみ注意。
 下りもなかなかの長く急な勾配。苔が生えているので、こわごわ下っていくと突然片側1車線ある道にでて、そこからは爽快に下る。

 やがてR9に合流。なるほど、三和役場前への上り口に出るのか。芦渕という名前の交差点らしい。

戸平峠

 交差点を直進し、のどかなところを走っていると府県境到着。いつもならなんでもないところだけど。

 ゆるい坂を登っていくとトンネルがあった。

 レンガ造りかと思ったけど、近づいたら苔+鉄さびだった。

 下るとしばらく平地。旧道を中心にのんびりと走る。

天王坂

 旧春日町と旧氷上町の間の県道285号線の峠。地図から想像される通り、最初直登で厳しく、つづら折りになってからはゆるい峠だった。

 下ってから再び平地。次の峠の前に昼食にしようと思ったが、スマートフォンがないのですぐにはわからない。結局登り始める直前にフレッシュバザールがあった(青垣店)。

榎峠

 そのすぐ近くが登り口。いきなり本日の目的物発見。

 三方を国道(429号)に囲まれた家。広告もっと取ればいいのに。

 その先の峠道はまさかのゆるゆる道。なんかうれしい。

木の芽峠

 いったん福知山に出て、懐かしの長田野工業団地を抜けて、R9に出て、三俣から府道522号に入って、本日最後の峠。榎峠ほどではないけど、ほどほどの勾配で走りやすい。

到着

 下って林から抜けるとすぐ市街地に。やがて綾部駅に到着。

 パッキングして、駅前の観光案内所の多用途トイレで着替えて、時刻表をチェックすると30分後に特急があるので、座席を予約。

 ふとシューズの裏を見るとかなりくたびれている。そろそろ替え時かも。

 亀岡で乗り継いで、嵯峨嵐山駅で降りて帰宅。


 最初の峠、最大15.7%とな。

 今日の装束はなつかしのドイツェテレコム半袖+おたふく冷感UVカットアームカバー。以前冷感長袖インナー+半袖で蒸し上がりそうになったが、この組み合せはもっと温度が上がっても行けそうな気がする。
 冷感アームカバーはホームセンターとかでも売っているけどほぼブラック、たまにグレイ迷彩程度なので、amazonで購入した。

ボトルケージ到着

 注文していたボトルケージが突如届いた。トラッキングでは「中国の港を出ました」の状態が長く続いていたのに。

 六角レンチは1個でいいので、ネジは2組欲しかった。まあ5mmのネジは有り余っとるけど。