アラームを5時50分にセットしてたが、mibandを見たら5時53分。「こんな時に鳴らなかったのか」と思った(うちの退役携帯電話は時々鳴らなくなる)が、すぐに鳴り始めた。時間がずれていたんだった。
食事して雨の中を桂川駅へ。パッキングして時計を見たら電車まで5分。ジョガーズパンツを履かずにサイクルパンツのまま乗車。新幹線のプラットフォームで装着。
広島で乗り変えて厚狭へ。パックを開いたらフロントシフトレバーがぶら下がっていた。
取り付けようとするが、うまくいかない。ボルトだけだと入っていくのでネジ山が壊れたわけではない。ということはボルトの長さが足りないのか。近所のホームセンターを検索するとジュンテンドーとコメリが近くにあると知ってひと安心。とりあえずボトルケージのところに安置してスタート。しかしワイヤが緩んでいるのにインナーに落ちない。なんでや。
若干遠回りして駅の北側へ。古い町並みがある。
ジュンテンドーで25mmの鍋ネジを調達。無事くっついた。BBあたりを見ると左BBと左クランクの間に隙間がある。こっち側にスペーサ入れてたかいなと思いながらも、もしかしてと思って左クランクを蹴飛ばしてみたらスペースがなくなった。つまりあそびがある状態でセットしていたんだった。以前、チェーンラインが合わなくて変速できていなかったのが突然できるようになったのはそのせいだったか。
とりあえず原因がわかったし、これでインナーにも落ちるようになった。ついでに水も汲ませてもらってスタート。でもダブルボトルの必要はなかったな。
県道レベルの小さな峠をいくつか越えていく。このへんは秋吉台も近く石灰質が多く、化石もよく出るもよう。
旧豊田町に入ったところで、予定コースを少し離れてスーパーで補給。地方でよく見かける、自転車置き場のないスーパー。
再スタート。木屋川沿いにごく緩やかに登っていく。木屋川ダムの手前も覚悟していたよりも緩かった。
できて長くたっているはずだが、いまだに水没地で生えている木ってすごいな。
そのままじわじわと登っていくと俵山温泉。楽天トラベルでもいくつか引っかかってくるのでそこそこ賑やかなのかと思っていたが、見事に寂れていた。往時はさぞかし賑やかだったんだろうなと感じさせる。
再びじわじわと登っていくと、トンネルの工事をやっていた。トンネルの入り口あたりから勾配がちょっときつくなるが、峠までは短い
つづら折りの道を下っていくと、R431に合流。ここからはずっと下っていく。R191を左折、その先で右折する。本日のメインイベントが路面にペイントされている。
途中の棚田。すぐ先(でも標高差はある)に東後畑棚田という名所があるけど、そこまで登らなくてもこれでがまん。
元乃隅神社到着。インスタ映えするスポットとして外国人観光客に人気のところ。コロナのこのすきにいっとかなあかんと思って来てみたけど、神秘性が乏しいような。なんでも昭和34年にできたとか。
ここで右側から自転車に跨ろうとして、膝がサドルにあたってバランスを崩して転倒。ロードバイクで来ていた人とかいた目の前でやってしまって、恥ずかしさ倍増。
次の目標は千畳敷。標高差が300m、距離は5km。ということは平均6%。元乃隅神社からは6%くらいの坂を登っていくが、峠を越えた少し先の十字路を左折したらいきなり激坂。本日初のインナーの出番。でもインナーローにする時にさらに内側に脱線したらまずいのでいったん止まってインナーローにチェンジして走り出すが、それでも脱線。落ちた瞬間に足を止めたので深く食い込まず、軽く引っ張ったらはずれた。
このとき気がついたが、足の親指の爪の奥が痛くなっていた。小さすぎる靴で、もしくは爪が伸びた状態でランニングしたあとのような痛み。ミッドソールを掴む指に力を入れすぎていたのか、前に押し付けていたのか。たぶん前者だと思うのて、ダイソーの高反発ソールを低反発ソールに戻そうかと考えるが、この場でなんとかなるわけではなく、力の入れ具合を意識してだましだまし進むしかない。
そうこうしながら、この激坂は2回下車休憩してクリア。そのあとはゆるい坂が続く。ところが次の十字路を越えるとふたたび激坂。ここは頂上が見えていたので蛇行しながらクリア。その頂点のあたりが千畳敷だった。展望は期待したほどではなかったが、これはシクロクロスに絶好のフィールド。
千畳敷からは一気に下って平地に。
なんか妙に蔦がきれいに生えている建物(バス停?跡があった。
元乃隅神社の転倒でいくつか傷がありそうだったのでコスモスでケアリーブを調達してから本日の宿へ。コテージタイプ。シャワー、トイレ共用、GOTOトラベル割引後2,970円。自転車置き場にはツーリング中らしいロードバイクが停めてあった。
このあと日本七大焼鳥の町長門の夜を楽しむ。