下甑島 Day 2

 今日も普段と同じく6時40分に起きる。昨日以上の高温予報にめげる。というか、熱中症の注意が必要なほどの予報。

 元々は反時計回りのコースを考えていたが、体調によっては手打の集落をパスすることになるおそれもあるので、時計回りで先に手打に行くことにする。
 食事は7時30分から。8時30分頃出発。
 小さな峠を越えると青瀬の集落。海がきれい。その近くにある瀬尾観音三滝に立ち寄る。これは一番下の滝。あとの2つはパス。

 さらに少し登って、登りのトンネル2つを越えると手打。
 いきなりのきれいな海にいやされる。

 続いてお目当ての武家屋敷跡。旧メインストリートの両脇に古い石垣が並ぶ。さつまの武家屋敷の恒として、景色は石垣と生け垣中心。


 交番の近くに「おふくろさん」の碑。森進一さんのお母さんがここの出身らしいが、「りっぱなことゆうてたのに、そんなことしてはったんか。がっかりしたわ」という歌詞なのに、いいのか。

 別のこところから海を撮影。

 このあとホテル竜宮の郷の前を通って、釣掛埼灯台を目指す。が、これがかなりの坂だった。プラニングの時は逆に走るようにルーティングしてたのでこの勾配はノーチェックだった。休憩1回。
 やがて灯台。東シナ海の絶景が広がり、美しい。来てよかった。

 灯台からもとへの道は、下ってきたからわかっていたが超激坂。全部押す。
 道自体はこのあとしばらくはほどほどの勾配。ところが弓折牧場を右折した先がまた厳しい登り。数百メートル押す。
 勾配が一息ついたあたりからは乗車して、県道350号に出る。ここからは左折して片野浦に降りていくのが引いたルートだが、また降りて登ってが大変そうだったので、片野浦はあきらめて、直進して瀬々野浦へ進もうと考える。しかしこの道、全く日射しを遮るものがなく、しかもまだ登りが続く。気温は天気予報どおりに上がっている。ここに、島の西側は諦めることを決める。
 そこでいったん手打に戻る。
 手打の焼酎蔵。

 手打のフェリーターミナル跡のてうちんはまやで昼食。刺し身系メニューは売り切れだった。でもこのチキン南蛮、唐揚げと同じ肉使うとるやろ。

 食事の後は旧道らしき道をたどる。上甑島の里が有名やけど、ここもトンボロ地形なんちゃうの。

 くねくねした道を登って下ると手打トンネルと青瀬トンネルの間に出る。
 青瀬トンネルを抜けて、青瀬の海岸でまたいやされる。

 あとは行きも通った峠を越えると長浜港。

 長浜港のそばにツッコミを入れたくなる看板が。乗る前にかぶれよと。「こどもが自転車に乗るようになったらヘルメットをかぶらせろ」という意味?

 高速船は、下調べどおり要パッキング。久しぶりに手荷物切符を見た。前日に予約していたので、スマートフォンのバーコードを読ませるだけで発券できた。支払いは窓口で現金決済やけど。

 里の町ではお約束の武家屋敷跡へ。手打と比較するのもどうかと思うが、こちらは枝道にも石垣が残っているのと、武家屋敷跡以外の家でも石垣になっているのが特徴。


 こっちにも焼酎蔵があった。

 ウィンドサーフィン大会があるということで、今日は民宿ではなくちょい高めの全室オーシャンビューのリゾートホテル。どうも公営っぽいが。昨日一緒の船だったニイチャンのGiantも停まっていた。

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 夜は下調べしていた居酒屋へ。もちろんライトを持って。

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