チャイナカーボンフォークのリカバリー

ディスクフォークを装着、だがしかしの続き。

 不良品のチャイナカーボンフォークをなんとかすべく工作。まずはよく観察。フォークエンドに正しくはまっているか観察していてアナザー不具合を発見。クイックナットとフォークの間にすきまがある。なんと脱落防止爪が軸に近すぎる。

 これは削って対処。カーボンなんで簡単。

 いろいろやってみるが、ブレーキ本体を削る以外に対処方法はなさそうなので削る。ドリルスタンドにヤスリをセットして削る。

 意外とよく削れた。

 力のかかる方向ではないので大丈夫とは思うが、気持ちいいものではない。

 ふと気になって、ネジ穴にボルトをねじ込んでみた。

 なんとボトル穴の平行がでてへんがな。三重の不良品。こういうのって全部機械で作るんやろ。ということは同一ロット全部こんな感じなんかな。

 なにはともあれ、この状態でなんとか適正なセッティング完了。とはいえ、一抹の、いやそれは上回る不安感。

 aliexpressのfeedbackっていいものが多いけど、内容を読むと「早く届いた」「梱包が良かった」とかばっかりで、商品そのものを語っている例は少ないので、役に立たない。
 まずはこれ以上の被害が広がらないように「ひどい商品でっせ」とレビュー書いた(でもこの脱落防止爪とボルト穴の件は発見前だったので書けなかった)。「カネ返してえな」とメール出したけど反応なし。aliexpressの仕組みとして「受け取りました」と報告したあとは運営が関わってくれないようになっている。つまり発送面では面倒見るけど、品質面でのクレームには関与しないとなっているもよう。しょせんはマーケットであって、販売主体ではないしなあ。

 フォークそのものの信頼性も揺らいでいるので代わりの商品を物色しているけど、aliexpressの場合、他の店で同じ商品を売っていたりするので注意が必要。国内正規では適当なブレード長のディスクロードフォークはほとんどない。シクロクロス用はあるけど、ヘッドチューブのやたら長いLynskey R255ではハンドル位置が高くなりすぎるので、使いにくい。

 とりあえず一度この状態で旅に出てみる。