パナチタンも春秋仕様に

 体調はだいぶ戻ってきた感がある。

 今日は、冬の間本来のMTBとして活躍したPanaspnicのMTBをツーリング仕様に変更。

 まずはスプロケットとチェーンのクリーニング、と思ったが、チェーンはそのままでは洗いにくい。そこで、ペンディングになっていたチェーンフック(もしくはチェーンテンショナー)を作成。


 材料。プーリーは真ん中の部分を抜いて使用。パイプは外径8mm内径6mmのものを適当に切った。M5六角ボルトは家内デッドストックに適当な長さのものがなかったので40mmを新たに購入。

 完成図。


 使用例。倒立している状態。期待通りに動作した。

 で、ここで本来の目的に戻って、分解した状態のスプロケットをフィルタークリーナーで洗浄。さらにこの状態でチェーンも洗浄。これでワコーズのフィルタークリーナーが空に。買ってから6年弱。コストパフォーマンスええわ。

 チェーンとスプロケットが乾いてから、スプロケットをはめて、さらにホイールをフレームに装着して注油。

 次にハンドル、ステム、レバー、サドルを交換。昨年の秋の仕様のままのはず。

 ロード用ブレーキレバーに合わせてキャリパーのクリアランスを調整して、回してみたら、リアは調整の範囲内だったが、フロントはブレーキローターが内側過ぎて調節の範囲外。最初はベアリング交換の時にうまく戻せなかったかと思って再度分解してみたが、特に変なところもないし、幅も100mmなのでスペーサーをなくしたとかそういうことでもない。シマノハブのホイールと比べてみてもラフ計測で2mmほど内側にあるので、どうやらこれがMAVIC CROSSMAX SLの仕様のようだ。
 Crossmax SLは入手以来MTB用のレバー比の小さいレバーで使っていたんでなんとかなっていたんだろう。そういえばスポークとキャリパーが干渉したのも、ローターが内側過ぎてそれにあわせてキャリパーも内側に持って行きすぎていたせいだと考えれば納得がいく。油圧ならこのくらいは吸収できる範囲なんだろうけど、ワイヤー引きではそうもいかない。
 ではどうするかということで、家内デッドストックのM5ユニクロワッシャをハブとローターの間に挟んで、ローターを外側に出してみた。少し改善したがまだ少しこするので2枚にしてみた。実測1.5mm。これでパッドにこすらないようになった。もう少し外側に出してもいいかも。

 走れる状態になったので、近所を走ってみるが、ややハンドルが低いように感じられたのでステム下に5mmのスペーサーを挿入。サドルは全く違和感がない。

 このあとバーテープを巻く。デッドストックのRACING PRO、赤、ソフトで、去年と同じ。
 さらにボトルケージ取り付け。去年と同じく間にM6のナットをはさんでフロントディレイラバンドを避けているはずなのに、ボルト長が足りずにデッドストックから長いボルトを取り出して使用。

 MAVICのローターの位置がシマノとは違うということで、同じように苦労された方も。
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