吉野〜高見峠~松坂

 このところ海が多かったけど、今回は山へ。吉野から和歌山街道を通って松坂まで。
 まずは近鉄京都駅まで実走して、輪行で吉野神宮駅へ。


 まずは下流側に少し戻って上市の町並み。

 そのあと少し上流側に進むと大和上市駅が。ここで降りればよかったのか。降りたプラットフォームが改札直結だったのに。
 ほぼ県道28号で進む。峠を越えて国道370号にぶつかり、そのまま直進したが、これはコース設定ミス。行くつもりだった道はほぼ廃道。結局峠を登って降りただけになった。一旦国道を北上し、県道135号、県道219を走るべきだった。
 で、間違えたルートから県道219号に合流し、国道166号に入って、ゆるく登ってぐっと降りるとトンネルに。その脇の鷲家の集落に行ってみたら古い町並みが残っていた。

 再びゆるゆると登り始める。高見峠の旧道に入ってからは勾配もきつくなる。路面はきれいではないが、心配していたほどでもない。途中シカ1匹に遭遇。
 やがて高見峠。本日のメインイベント。20年以上前、NIFTY−Serveのサイクルフォーラム、通称FCYCLEの練習会のサポートカーで来たところ。景色がよかった記憶があるけど、下は全く見えない。ここからずうっと松坂市。

 下りで何箇所か景色の開けるところがあった。

 下って行って、道の駅波瀬駅で昼食。時々出る症状ではあるけど、左手薬指の血行が悪くなった。そんなに寒くなかったんだが。

 そのすぐ近くの波瀬の宿場跡。ちょっとだけだが、雰囲気のいい家が残る。

 このあたりは香肌峡を始め、渓谷美が見える。沈み橋で撮影。

 道の駅飯高駅で休憩。やはりここも使えないサイクルラック。少し動かしていいんだろうか?

 通り過ぎていた珍布峠へ少し戻る。天照大神と天児屋命が出会ったところだというが、天照大神は地上に降臨していないし、日本書紀にもそんな記述はないぞ。

 飯高の宿場跡はあまりそれっぽい建物はない。

 さらに進んで粥見。数軒見どころのある家がある。

柿野の宿場の端の方にある佐野家住宅。

 最後の小さな峠(瀬戸峠)を越えると旧松坂市。大黒田の宿場跡はうだつの上がった建物が並ぶ。

 松坂市内で愛宕町の遊郭跡へ。これが遺構かどうかはなんとも。

 本日のリザルト。このあと松阪牛をいただきました。

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