ボトルケージアイレットの補修と次のトラブル

 今日も世界選手権トラックからインターハイへとハシゴ。

 昨日の続きで、six13のボトルケージアイレットの補修。
 Before。

 ドリルの太さをだんだん太くしていく。M5だったから4.5mmからかなと思ったら6mmのドリルも通って、6.5mmと7mmの2ステップで下半分は外れた。

 掴みどころがなさそうなので、ノミを当てて軽く叩いてみる。

 取れた。もはや単なるアルミ片。

 で、アイレットの補修。以前パナチタンのアイレットを増し締めした時と同じことをやればいいんだけど、その時と違うのはこれがカーボンチューブだということ。あまり力がいると痛む恐れがある。そこで回転止めはもうひとつのアイレットにお願いすることにした。
 完成図。全部家内在庫。なんでそんなにあんねん。
 アルミはチャネルである必要はまったくなく、フラットバーのほうが扱いやすい。たまたま適当なフラットバーの在庫がなかったもんで。おかげで長めの高ナットが必要になった(在庫してたけど)。

 一つの穴は上のアイレットに固定し(写ってない)、下の穴にはこの装置のブラインドナットを挿入。六角ボルトの頭をボックスレンチで固定し、ラチェットレンチを締めていく。手応えに気をつけ、「もうちょっと締められなくもないけど」くらいでやめる。

 完成。ボトルを締めても動かない(全力までは掛けていないけど)。新規調達してでもつば広タイプのブラインドナットを使うべきだったな。

 上のアイレットは渋いのでタップでさらっておいた。

 次にフロントシングル化とアイレット破片摘出のためにクランクとBB取り外し。
 が、クランクキャップなめてしもうたがな。この構造、信頼ならんのよね。シマノとしては強く締めすぎないようにとこういう風に設計したんやろうけど。

 さすがになめたネジを外すためのツールは持っていない。所詮プラスチックなのではんだごてで溝を作って回そうとしてみたがうまくいかない。

 周囲の部分に溝をはんだごてで掘ってそこにマイナスドライバを当てて軽く叩いたら外れた。

 最初の段階で穴を2つ開けて、先細ペンチを突っ込んでピンスパナの要領で回したら良かったなとあとから思いついた。

 で、BBを取り外してみると、BBシェルからダウンチューブにつながる穴はなかった。Di2以前のフレームやもんな。ただけっこう塩の結晶が溜まっていたのは驚き。破片の排出はフロントフォーク側からからならできるはず。続きは後日。

 代わりのクランクキャップを発注。2個も要らんけど、翌日配送なので。