パーツ移植ひとまず完成

 中華なチタンPytitanのフレームの組み立ては暑さがひと段落してからになるだろうなと思っていたが、案外涼しかったのでできるところまでやることにする。

 今回はLynskey GR260からまるごと移植する方針。「まるごと移植」の手順をどうするか、ああでもない、こうでもないと考えた結論は以下の通り。

  1. チェーンを外す
  2. ブレーキキャリパーを外す。
  3. リアディレイラを外す。
  4. ステムをフォークから外す。
  5. フォークを抜く。
  6. フォークを差す。
  7. ステムをつける。
  8. ブレーキキャリパーをつける。
  9. リアディレイラをつける。

 このとおりに実行してハンドル周りの移植成功。

 ついでホイール装着。今さらだけど、フロント用のスルーアクスルが短い(交換したフォークのエンド部分が厚い)のに気がついた。あな、おそろしや。

 ついでクランク周りの移植。右がなかなか外れないと思ったが、装着しようとしてもうまく入っていかない。ようみたらねじ山が崩れとる。ねじ込んだ時に無理があったか。
 本日終了。amazonに発注。

 したものの、近所で入手できるやんと思って、キャンセル。
 サイクルベースあさひ桂川店には在庫なし。京都岩井商会久世殿城店では「取り寄せになります」と。トレック京都店(一条アルティメイトファクトリー)で入手。型番はSM-BB52。おや、スペーサー入っとる。
 組み付けてみると、クランクとBBの隙間が埋まらない。どうやらシャフトが余っているようだ。以前のデュラエースBBと比べたらBB自体の厚みがちゃうやん。すでに右側にはスペーサーが入っているが、左側にもスペーサーを2枚(いちばん厚いのとまんなかの)を入れて解決。
 SM-BB52を改めて調べてみたらMTB用やん。ロード用のBBと指定したのに。左側に入れたスペーサーは2.5mmと1.8mmらしい。

 ちなみにこの状態でQファクターは右78mm、左80mm(座繰り別)。

 ついでチェーンを装着して変速調整。ディレイラのBテンションボルトをかなり締め込む必要があった。

 とりあえずこの状態で走れるので、ケーブル類を最低限留めて近所を走ってみた。
 最初の印象はハンドル取られまくり。ワイヤーのせいかと思ったが、そうでもなさそう。これはフレームのジオメトリー的に失敗作を掴んだ?と思ったけど、降りてステムを持って押しても同様の挙動。もしかしてと思ってステムあたりを調整したら直った。ヘッドキャップの締め過ぎだった。
 改めて乗ってみるとなんかすごい安定感。気持ちいい。これは期待できる。
 外見はこんな感じ。想定より2cm長いフォークを使っているので、その分微妙にスローピングしている。

 650*42Bのホイールは問題なく装着できた。

 フロント変速周りは未装着。