プロローグ
先週のリベンジ。同じく嵯峨嵐山から輪行。前回切符を買えなかったのはeチケットレスで、普通のチケットレスなら買えるとわかっていたので、落ち着いてスマートフォンで予約。今日は少し目先を変えて八鹿スタート。
八鹿の町並みは古いような古くないような感じ。グンゼの工場が威容を誇っていた。
カメラにSDカードが入っていなかったので、道の駅近くのショッピングセンターで調達。エディオンは高そうだったのでコーナンに行ってみたが、見つからず。エディオンに行ったらダブルブランド品の投げ売りやっていてそれを購入。
明延鉱山
さらにじわじわと登っていくと明延鉱山。昭和の終わりまで現役だったらしい。
まず姿を表したのは集合住宅。やはり社宅だったらしい。
往時はにぎやかだったらしい商店街。近くにあった病院は当時兵庫県一の総合病院で、スーパーではアイスキャンディが一般的だった当時に珍しかったアイスクリームを売っていたとか。
浴場跡。中は当時の様子の展示があるらしいが、土曜日にも関わらず開いていない。
鉱山の中心地。インクライン跡。崖の上から神子畑選鉱場まで鉄道が通じていたらしい。
左側の鉄の扉のあるトンネルから道を横切って軌道があったらしい。他の抗から運んでくるもよう。
小学校跡の明延ドーム。中は土の広場。校舎跡は子供向け宿泊研修施設になっているとか。ここも開いていない。
ここの学習施設も閉まったまま。2つの施設が閉まったままなので、各スポットの説明板に書いてある断片的な知識しかわからない。スマートフォンで調べて、メインの産品が錫だとやっとでわかったがな。
富士野峠〜笠杉峠
明延鉱山を過ぎるとじわじわと登りが始まる。想定したよりも長かったが、峠はトンネルだった。トンネルには「富土野」と書いてあるけど、地図や標識では富士野となっていた。しかしこの県道6号線、峠の両側ともクルマの通りがあまりにも少なくて驚く。自転車的には走りやすいんやけど。
下ってR423を左折。すぐ登り始める。こちらは距離は短いものの、ところどころ急な登り。八重桜はあちこちで満開だった。
こちらも峠はトンネル。トンネルを抜けると東側はかなり急なカーブの多い勾配で、しかも路面にゼブラがあって、下りやすくはなかった。
神子畑選鉱場跡
ずっと下っていくと神子畑選鉱場跡。明延鉱山跡に比べると説明も体系的だし、見学施設も開いていて、かなりの差がある。
このあたりからだいぶ寒くなってきて、ウィンドブレーカー代わりのレインウェアを着込む。
R312に出て、道の駅あさご村おこしセンターで休憩。食堂はテイクアウト含めてすでに閉まっていた。コーヒーは当然ホット。スマートフォンでtwitterを見ていると、京都は蒸し暑いらしい。
竹田城下町
前回竹田城に登った時には意識せずに通過してしまった竹田の城下町。とびきり古いわけではないけど、雰囲気は残っている。竹田城の朝霧めあての客を吸収しようという町家の宿がいくつかあって、意欲を感じる。
エピローグ
ここからは旧道を中心に和田山に向かう。走りやすいけど、旧道だと思って進んだ道が山に登っていたというミスも。
ほどよい時間で和田山到着。40分後の各駅停車で福知山まで行ってそこで特急はしだてに乗るといういいあんばい。e5489のチケットレスで最後列の座席予約。
亀岡で乗り換えて、嵯峨嵐山で下車。21時ちょっと前に到着。
ビンドルラックの回転問題
回転方向の力はかからないと断言したビンドルラック取り付け金具だったけど、考えが甘かった。走行中には回転の力はかからないけど、なにかに立て掛けた時、あるいは臨港パッキングしている時に回転の力はかかる。緩む方向に力がかかれば当然緩む。
どうしたもんかと走りながら考えていてソリューションを思いついた。左回りに動かないようにすればええんやと。輪行時にハンドルを止めるのに使っているストラップ(紫色)でラックの左側とレールを結ぶ。
これは期待通りに効果を発揮。このあとは安定して走ることができた。ただベストなソリューションではない。要改善。