全日本自転車選手権ロード・レースWE+WU観戦

 レースのスタートは11時15分なのでかなり余裕。9時20分広島駅新幹線口発のバスに乗車。10時5分に到着。カフェでちょっと時間を潰していたら、なにかレースらしき自転車の集団が見える。再度要項を確認したが、やはりスタート時間は間違っていなかった。11時15分ころに三段坂の上に到着。

 MIZUSHIMA T.H.S.ということは岡山県の高校生。高校新人戦かなと思ったが、あとで調べたら中国サイクルグランプリ2022兼令和4年度広島県高等学校新人自転車競技大会だった。

 誰も人はおらず、三段坂は独り占め状態。

 やがてメディアの人とかの姿も見え始める。

 1周め。早くも選抜が始まっている。植竹、與那嶺、金子、樫木、大堀。若干離れて石田、渡部、小林、石井、森本、唐見。

 噂の共通機材車。これ以外に集団のはるか前にもう1台。二輪のニュートラルホイールサポートも集団のはるか前。ようわからん。

 2周め。石田、石井が前について登ってきた。たぶん平地で集団が一つになってこの登りで分裂したのではないかと。11人の顔ぶれは同じ。

 「よし、減ってきた」と思ったのか「意外と減らんなあ」と思っているのか。

 3周め。石田が下がり気味で、渡部、小林が上がってきた。與那嶺はチェーントラブルで時々チェーン落ちしているとか。

 4周め。1周めと同じメンバーで上がってきた。後ろは石田が先行。

 5周め。小林が前で上がってきた。後ろでは石田が疲れ気味な一方で、これまでおとなしかった渡部が上げてきた。

 6周め。與那嶺、金子、樫木の3人に絞られる。その後ろは小林、植竹、渡部、大堀。第3集団は唐見、石田、森本、石井。


 このあとスタートゴール地点へ徒歩で向かう。最終コーナーに間に合う。先頭3人変わらず、その後の4人から小林が先行、その後ろに植竹、渡部、離れて大堀。




 ラスト。ラジオツールの情報を元にした場内アナウンスだと三段坂の頂上で独走に持ち込めなかったとのこと。これで勝負は決まった、樫木の勝利だと思った。そして想像通りの展開で樫木優勝。


 U23は総合4位の小林が優勝。MTBで4度日本チャンピオンになっている母と母娘2代の日本チャンピオンは日本初。もしかしたら男女関係なく親子で日本チャンピオンは初めてかも。(プロアマの区別があったので、全日本選手権の歴史は意外と新しい)

 完走は、1周めの選抜に残っていた11人。同一周回だった2人はDSQになってた。



 表彰式。


 空港まで歩き、バスで広島駅に戻って、新幹線で帰宅。

 やっぱり現場にいてこそわかるものがある。行ってよかった。