4連休の最終の秋分の日。以前から行きたかった鳥越峠に。思い立った時には崖崩れで通行止めになっていたけど、すっかり開通したようなので。
長浜からはまずは北上。姉川だと思うけど、シラサギだらけの川があった。鉄橋の向こうの木にもとまっとるけど、写真ではわかりにくいな。
しばらく川に沿って登っていくと林道の始点。ここから勾配がきつくなるとはわかっていたけど、ここまではっきりと視覚でわかるとは。
ただ、この後は少し緩くなる。気温もそんなに高くなく、日影が多いので順調に登っていく。登り口ではキツツキらしき音も聞こえた。道中は蛇の死体が多数&生きた蛇2回。蛇が珍しくない田舎の育ちなのに蛇は苦手。途中すれ違ったサイクリストは一人。
峠が近づいて、コンクリートの法面を見上げるあたりで足が売り切れて休憩。
呼吸を整えてから再スタート。筋肉も回復しているので、ここからはクルクルとまわして、撮影で止まりながら走る。やがて峠。eTrexの示す標高は下調べしていたのより100m近く低かった。途中「あと1㎞で120m登るん?」とか計算して絶望しながら走っていたのに。
琵琶湖がよく見えるが、写真では判別困難。
岐阜側の景色。
峠にはサイクリストが一人。たぶん岐阜側から登った人だろう。
次は岐阜側にダウンヒル。岐阜側は道幅も広く、路面もきれい。ただし路面を横切る溝+グレーチング多数。案の定、ところどころグレーチングの隙間がある。突っ込んだら大事故やわ。さらに溝の前後は自転車にはそれなりのショックがある段差がある。
下っているとさっきのサイクリストが見えた。あっという間に追い抜くが。そのちょっと先の溝の段差でシートチューブのボトルが吹っ飛ぶ。止まって拾っているうちにさっきの人が抜いていく。拾って走り出してしばらくするとまた見えた。けど、再びボトルがダイブ。拾ってみたら飲み口部分がない。よく探したら、プラスチックの破片になっていた。あんなもんが割れるんや。TOPEAKのアジャスタブルなケージが緩みすぎなんだろうと思って両方とも少し締めておいた。
下って行って国道303号に出て、少し下がると道の駅夜叉が池の里さかうち。ジビエフランクフルトとジビエメンチカツ。
ここでこの後のコース検討。当初引いていたルートは県道40号から県道32号へ峠を越えて、そのあと岐阜のマチュピチュへ行くというものだったけど、日没時間を考慮して、県道32号往復で岐阜のマチュピチュに行くことにする。
ということで、R303を下っていく。途中に結構トンネルがあったけど、以前登った時はこんな印象なかった。
揖斐川町の平地に出て県道40号を登り始めたところで、昨日から出ていた異音に変化。「カタカタカタ」と鳴り始めた。これはチェーンに何か当たっている音だと思って、降りてBB周辺を見てみたらフロントのシフトワイヤの先端がチェーンと接触していた。全く想定外。だからロー側にシフトした時だけ音を出すんだな。フレームのたわみでローターとパッドが接触しているんだったら左右同じように鳴らないはずなのになあと思っていたが、謎が解けた。とりあえずワイヤを内側に曲げてその場しのぎ。
そこから少し登ったら岐阜のマチュピチュの入り口。
「へえ、遊歩道が閉鎖されているんか」と思って調べてみたら岐阜のマチュピチュの由縁たる絶景はこの遊歩道から見えるんだとか。やや下流側で工事していたということは雨で崩れたんだろう。7月の九州豪雨と連動して岐阜でも降ってたもんな。ちょっと遊歩道への道をちょっと登ったけど、かなりの劇坂だった。意外と下の集落が絵になる。
失意のうちに川沿いに下っていくとじきに揖斐駅に着いた。ターミナル駅なのでそれなりに賑やかかと思ったらさにあらず。そもそも何鉄道かさえ知らなかったが、養老鉄道だった。
乗った後車内アナウンスで知ったんだが、この便もサイクルトレインの対象だった。大垣でJRに乗り換えて帰宅。米原で新快速、野洲で始発の快速に乗り換え。プラットフォーム間移動を回避できるこの乗り換えを候補に出してくれるYahoo!乗換案内、優秀やわ。
桂川で下車して帰宅。帰宅後はチェーン注油、バーテープ巻き直し、シフトワイヤ張り直しをさっとすませてから風呂。
輪行新形式テスト
往路はマルトツアーバッグRK-02形式。ハンドルストッパはタコ糸で製作、ゴムバンドはダイソーのバンジーコード。
何とかペライチには収まったけど、形が違うので無理がある。想像よりも横幅が広くて場所を取る。フロントキャリアつけているとかそういう場合以外は二度とやることはなさそう。
ゴムバンドは程よい伸び具合で想像以上に良かった。縛った後軽く持ち上げるといいポジションにはまるのはストラップにはないメリット。長すぎる部分はリムを一周させた。デメリットはストラップ(WENSについてた薄手のやつ)よりはだいぶかさばること。これは改善の余地がありそう。