車坂峠

 今日の目的地は車坂峠。はてなの近藤代表いわく「日本のラルプデュエズ」。平均勾配と距離が同じくらいなんだとか。ただしそれは南側からの話。今日は北から。

 コンビニで買っておいた朝食を食べ、出発。朝は昨日のなごりで寒い。急勾配のR292を下っていたら、通るつもりだった県道59号との分岐を見逃してしまう。途中で気がついたが、引き返すには勾配がきついのでそのままR406まで下って右折。川と線路に沿ってじわじわと登っていく。嬬恋村ではローラーブレードでアイススケートの練習をしている人達を目撃。さすが嬬恋村。
 一方、嬬恋村のもうひとつの名物の高原キャベツが全く見えない。ところが田代で左折した途端に一面のキャベツ畑。

 高原の中を登って行くと突然ダート。ええ、聞いてないよお、というか下調べ不足ですな。かなり長いダート(カーブはふかふかで乗車困難)を休み休み走って行くとやっとで舗装道路へ。

 舗装道路になってからはすぐ峠。かなり寒い。

 長い下りもディスクブレーキならさほど苦もない。でもこれを逆に登るとか想像しがたいものがある。まあ下りってのはだいたいそういうもんだけど。

 下りきって小諸へ。2度め。駅の近くの喫茶店で昼食。その後小諸城三の門で記念撮影。

 R18や県道139号を通って佐久へ。さらに県道44号、188号を通ってかつて前日本シクロクロス選手権大会の開催された長野牧場へ。だが、どこがメインコースだったかわからない。でもたぶんここ。

 そこからちょっと走って日本有数のスナックの町と言われる中込に投宿。やはり昔は赤線地帯らしく、そのなごりのある旅館が1軒あった。

 入浴、洗濯してから夜の街へ。

 1軒めは天。料理も接客もなんか微妙だった。「このへんはきのことってはいけないんで諏訪のきのこなんですよ」といいながら、どうみても人工栽培のきのこだったり。

 2軒めはこんどう。普通のろばた系の店で、安心できる。井筒長の普通酒は真澄の普通酒ほどの感動はなかった。

 スナック街でAmorと蘭へ。Amorはコリアンなお店。最近は佐久平に飲み屋街ができて、コリアンに限らず地盤沈下気味なんだとか。2軒めの蘭はジャパニーズのお店で安心した。2軒ともお勘定は高め。このあたりはやはりスナックで有名な高鍋とはだいぶ違う。