朝6時に岡田港に船が到着。曇り。7時台のバスに乗るつもりでいたが、時刻表にない客船連絡のバスがあった。ちょっとまよったものの、そのバスに乗ることに。
バスはいきなり激しい登りで、若干緩くなったものの登りのままで長いトンネルに突入。トンネルの途中で挫折して休憩している自転車の人も。自転車持ってこないのが正解だった。
空港経由で10数分で大島支庁前到着。大島支庁舎は開いていて、準備が始まっていた。ソファに座って、竹芝のコンビニで勝ってた食料を摂取して、仮眠。そのうち突然元気な「おはようございます」の声で目が覚める。あたりにスタッフの皆さんが集まっていて、ミーティングが始まっていた。じゃまにならないように場所を変えて他のソファで仮眠。しばらく寝ていたらすごく快適になった、というか、軽い二日酔い状態だったようだ。
まわりにスタッフのみなさんの荷物とかあったので、自分の荷物も、観戦に入らないものを用意していたビニール袋(ゴミ袋とも言う)に詰めて、すみっこに置いておくことにする。
U23
けっこうぎりぎりまで寝て、スタート地点を見る。大混乱があるかと思った第1コーナーは特に問題なく通過。そのあと細い登りを登ると500mもたたずに広い道に戻る。勾配もゆるくなり、数100mのところにリアルスタートがある。そのあたりから勾配が厳しくなる。なんどかゆるくなるものの、8%程度(見た感じ)で登っていく。細い登りがあるのはわかっていたが、そのあと太くなると厳しくなるのは想定外。となると、2周めのスタートゴール地点を前の方で通過して細い登りに突入しないとレースが終わるし、そこで一気にふるい落としが始まるだろうとぞくぞくした。
で、その2周めを頂上付近で待つ。想像を下回る十数人の集団で来る。小林マリノ、弱虫ペダル岡がいるのは確認した。鹿屋体育大学やシマノが数人、大量エントリーの日大はすでに1人。もうここに行っていないメンバーの優勝はなさそうだと感じた。
2周めにいる前、鹿屋体育大学は集団を引いて前方を固めていたらしい。さすがだ。 案の定、このあとの細い登りでは早稲田孫崎らが落車して、それが逃げ集団の形成にも関係したとのこと。
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後の集団との差はしばらくは2分程度をキープしていたが、終盤になるにしたがって、前のペースアップと諦めで徐々に開いていく。
残り数周、突然前の集団が割れる。小林、徳田、小橋、松本、野本。中盤で一瞬遅れそうになった小橋が付いている。ついてこれなかったのは小野寺、岡、岡本ら。いきなり大きな差がついたので、後が追いつく可能性は低いと思った。
写真からは小林だけが楽そうに見えるけど、見ていた感じでは徳田も余裕があるように見えた。
ラスト2周は坂の途中まで下って見届ける。ラスト周回は細いエリアを下っているところで観戦。5人ともまだ残っている。
最終周回のゴール前、小林が独走しているらしいとの情報が入る。情報通り、小林が単独で戻ってきた。大差が2位には徳田と松本という北桑田OBの二人が並んで戻ってくる。スプリント力に勝る松本が先に仕掛けたが、余録度の差か、徳田が差し返して2位。4位にはボロボロになって小橋。すぐ後に集団で追い上げて抜けだした小野寺が現れた。
終わってみれば小林が強かったということだけど、有力選手たちが積極的に仕掛けていって、ハイレベルのいいレースになったと思う。
近所の民宿兼居酒屋兼定食屋で昼食。
女子
U23での反省も踏まえて、スタートシーンは見ずに登り始める。広くなった道の上3分の1くらいのところで選手がやってくる。すでに数人がアップアップ状態。その中にはReady Go Japan代表の姿も。
2周め。想像通りすっかりセレクションが終わっている。そのままの状態でしばらく進む。
大穴だと思っていた慶應義塾福田は意外と早く、かつてのチャンピオン西とともに遅れてしまう。シッティングよりも回転が早いダンシングに萌える。誰か教えてあげてよ。
なんどか梶原が頂上付近で遅れるが、そのあと復帰を繰り返す。萩原、與那嶺、牧瀬。この日牧瀬は終始好調。
最終周回。ゴールを見るために少し下山。坂の中間地点あたりで様子を見守る。萩原と與那嶺の2人で通過。
小走りで走って行くと余裕でゴール地点へ。先頭を待つ。
ゴール前、どっちが来るかと観衆が固唾を呑んでいるなか現れたのは青黒のジャージ。あたりにため息が。以下省略。