最初は「鹿屋はなんで逃げに2人入れるねん。しかも終盤に役に立つ徳田を入れてまで」と思っていた。ところが鹿屋以外の選手がだんだん脱落していく。しまいにはその2人だけになる。
後方からは候補のひとり早川朋宏が追走を掛ける。これについていったのがスプリントのある黒枝。逃げをつぶせても役割は果たすし、追いついても3人いて、最後に黒枝で勝負できる。合流後ペースを落としてメイン集団と合流してもいい。集団には絶対的エースの山本がいる。
結局早川を集団に戻すことには成功する。しかしそのあとにできた決定的な追走集団に1人も入れることができなかった。これがこのレース唯一の、しかも最大の失敗。メンバーには優勝候補と言える選手がいなかったことから、集団に残った選手たちでのマークしあいになってしまった。
最終周回にいった段階で黒川監督も敗北宣言。どこかのチームの関係者は黒川監督に「早川がいった時山本も一生に追いかければよかったんじゃないですか」と話していた。確かにそれもあるな。
メイン集団に残っていた某大学の選手は追走集団の存在に気がつかず、先頭集団でレースをしていると思っていたらしい。
2位の面手は横浜高校から明治大学に進んだけど、自転車部はやめた選手だとか。今回は神奈川県車連から出場。ちなみにメンテではなくてオモテ。
最優秀オトコマエ賞は逃げて、追従に捕まったあとも留まって6位に入った鹿屋の石橋に差し上げたい。