波乱混じりの神社巡り

 連休初日は神社巡り。北山山中をメインにした80km程度の予定。

 8時ころスタート。まずは嵐山の定点観測。

清住大神社

 六丁峠に向かって嵯峨野を登り始めて、化野念仏寺の手前で神社発見。幸先がいい。

 キツネがいるし、複数の大神さんの名前が書いてあるし、稲荷系の講だろうけど、神社名がわからない。メインと思しき位置にある碑の中央に書いてあるのは水清大神で、設置者は大阪金水講。

 もしかしたら元々横穴式古墳?

 帰宅後Google Mpaを見たら清住大神社と書いてあった。

チェーン噛み込みと復活

 鳥居本を過ぎて登りが本格化。六丁峠が見えたあたりで、もうひとつギアがあると思ってレバーを倒したらチェーンがスプロケットの内側に落ちて噛みこむ。しかも2か所。
 
 大ギアにかかっているのでディレイラとギアが接触してホイールが外せない。KMCをはずそうとしても、つなぎ目がリアディレイラのところにある。なんとかずらしてKMCのところでチェーンを切って、チェーンを引っ張ってみるが変化なし。スポークを押してみてもやはり変化なし。とりあえず押して歩ける状態になったので押してくだることに。「これ、もしかして乗っていけるんちゃう」と思ったが、回転数が上がると垂れ下がったチェーンが遠心力で暴れだすので実験中止。
 押しながら「どっかに置いて、いったん家に戻って、自動車で回収しに来るか」とか思ったが、一縷の望みを思いつく。鳥居本から 森さんのお店(自転車店にあらず)に電話したら在宅ということで、スプロケット外しを使わせてもらうようお願い。ご快諾をいただき、お店まで2km弱を押していく。
 工具をお借りしてスプロケットをちょっと緩めるとあれだけがんこだったチェーンがさらっと落ちる。当たり前だけど。
 再び組み立てて、調整ボルトも少し締め込んで、スタート。この1時間のロスがけっこう大きかったけど、1時間のロスですんだとも言える。森さんに感謝。

 気を取り直して六丁峠へ。急だけど短い。このあたりもずいぶん久しぶり。15年くらい来てなかったんじゃなかろうか。
 保津峡駅にちょっと立ち寄って水尾へ。

清和天皇社

 水尾の集落から急な道を登った山の中にある。清和天皇が余生を水尾で過ごしたとか。

 さらに階段を登る。

 摂社として元々の氏神である四所神社が摂社になっていると書いてあったが、八幡宮、天神宮、稲荷宮の3つしかなかった。一つ土台だけになっているところがあったが、普通の石碑が建っている。

白雪稲荷大明神・末廣稲荷大明神・松竹稲荷大明神

 神明峠(神社に由来した名前?)を過ぎて、樒原に差し掛かったところ、愛宕登山道の鳥居のそばの山側にある。

四所神社

 樒原の集落の中心部。清和天皇社の元の神社名と同じ。Google Mapsには原神社という名前で載っているが、市の設置した看板も四所神社とある。境内摂社多数。古い記録もあるらしい。



八坂神社(越畑)

 越畑の神社。ここも摂社多数。想定より広かった。


日吉社(神吉)

 市境を超えて、南丹市八木町神吉の神社。

 絵とかたくさん奉納されている。

 神社の脇の交通安全人形は一部サイクリストの間でベッキーと呼ばれるアイドル。

 まめにトレーニングしていた頃、そこから少し上がったところの農協で自動販売機休憩をしていたんだが、そこがなくなっていた。

 ちょうど遅咲きの八重桜が咲いていた。

長野大神宮社

 峠を下って、長野の集落にある、村の鎮守らしさ漂う神社。祭神は天照大神のもよう。

春日神社(細野)

 細野の中心部にある。春日神社があるということは藤原氏の荘園があったということか。

 細野トンネルができて初めてこのあたりに来た(トンネルは今回通っていない)けど、このあたりが国道から外れていたのに驚いた。
 このあたりでしんどさが増してきたので本日の予定の京見峠付近をオミットすることを決心する。

九頭神社

 ここも集落からちょっと離れた鎮守らしさのあふれる神社。鳥居の前の日本の大木が存在感を放っている。




岩戸落葉神社

 元々落葉社だったところに落雷にあった岩戸神社がやってきたらしい。小野の集落の中心に近いところにある。



大森賀茂神社

 大森集落のはずれのあたり。緑がきれい。

 堕川御上神社遥拝所がある。岩戸落葉神社でも堕川神社は名前が出ていた。

 境内に小川が流れているのは上賀茂神社・下鴨神社っぽい。


中川八幡宮

 中川の小学校の向かいにある。

 地場の神様と源氏の神様が同居しているらしい。


遅い昼食と最後のアクシデント

 御経坂峠を越えて、宇多野のフォルクスで遅い食事&回復。だいぶ元気になってきた。

 じっくり休んで、映画村の前などを通って千代原口交差点手前でなにか落ちる音。eTrexが落ちている。拾い上げてみるとステンレスのステイが金属疲労で折れていた(写真は帰宅後撮影)。なんかいつもよりかたかた鳴っていると思ったら。

 本日のリザルト。

 Lynskeyのリアホイール(アルテグラ+OpenPro手組み)のスプロケット12-34をCrossmax SLの12-30と入れ替え。というか、なぜこの組み合わせにしたのか思い出せない。12-30のスプロケットはジャムもなく動く(34Tはガイドプーリーと干渉していた)。