代替大会2日め&リアブレーキブリーディング

 午前中はインターハイ代替大会を観戦に向日町競輪場へ。午前中で帰ってくるのでクルマで。昨日とは動線が変わっていて、北門からの入場になっていた。今日は観戦受付を通って入場。
 女子個抜きは順当に唯ちゃん優勝。とはいえ、前半はリードされてたのでちょっと焦った。
 男子はフォームのきれいな北桑田岡本を岐阜第一の選手がパワーで押し切ってベストタイム。
 帰り際に石田パパがいたので、お祝いを申し上げてから撤収。

 帰宅してから残っていたリアブレーキのブリーディングに取り掛かる。
 まずはメンテナンススタンドのセッティング。スルーアクスルなのでリアエンドを挟むタイプは使えない。両側のチェーンステイに引っ掛けるタイプやチェンステイとシートステイを引っ掛ける自作スタンドはブレーキキャリパやロータに干渉するので使えない。結局、自作スタンドの上のフックを右側からシートステイの付け根に引っ掛け、チェーンステイをポールに縛って固定した。ハンドル回り止めにはフロントホイールとダウンチューブを縛る。

 レバーを取り外し、予めニードルを挿入していた側を差して、ボルトを締めて、再びレバーを取り付けて、キャリパも取り付け、ホースの長さを合わせようとしたら、ホースが抜けてしまう。ホースをしっかり突っ込むのを忘れていた(失敗1)。

 オリーブを取り出して「もう一回使えないかな」と思ってホースを突っ込んでみたが、入らない。なるほど、オリーブは内側に縮むという仕組みか。ニードルをインサートしてもスカスカなのになんでカシメられるのかと思っていたが。

 手元にオリーブの予備はない。まずはトーヨーサイクルに電話してみたが、ないとのこと。サイクルベースあさひ洛西口店も同様。トレックコンセプトストア(一条アルチメイトファクトリ)に電話してみたらあるとのことで、クルマで買い出しに。2セット買ったらオリーブ1個おまけしてくれた。
 実はシマノの名称に合わせてオリーブというべきところを、英語サイトを読んでいた時の記憶で「バレルありますか」と聞いていた(失敗2)。一条のニイチャンは「オリーブのことですか」と察してくれた。さりげなくいい接客。さすがトレックブランドを背負っているだけあるわ。

 帰宅して続き。レバーを外して、今度はしっかりホースを奥まで挿入して固定して、ハンドルに戻す。長さを合わせてホースを切断。ニードルを挿入しようとしたら付属のものが見当たらない(失敗3、たいしたことないけど)。さっき買ってきたものを挿入。ねじれに注意してキャリパ側も固定。

 いよいよ注油。今夏は上から循環式注油を試してみることにする。
 キャリパを外して、ブリーディングニップルに逆流防止弁を挟んだチューブを取り付ける。買っておいたホースクランプを使おうとしたら大きすぎ(失敗4、この時点での失敗じゃないけど)。計ってみると6.8mmくらい。というか、なんで発注前に計らんかったんやと自分にツッコミ入れた。かわりにタイラップで締め付け。
 キャリパをダウンチューブ上のフロントシフトレバーに引っ掛け、ホースの先端はファネルの中に流れるようにする。

 ファネルにオイルを注いで、ブレーキレバーを何度も握っていると循環が始まり、レバーも固くなってくる。気泡が微小なものだけになったらニップルのボルトを緩め、レバー内のエア抜きをして、ファネルを外して、ふたをしてブリーディング完了。

 パッドを挿入して、ホイールを装着してレバーを握ってみる。ええがな。

 コツとしては、ホースの先端がファネルのオイルの中に入らないようにすること。オイルの中に入っているとそこで気泡が発生して、そのまま循環する。「気泡が発生してもすぐ浮上するだろ」と思っていたが、オイルに浸からないようにしたらレバータッチが変わった。
 循環が始まるまではけっこうな回数レバーを動かさなければならない。キャリパから注油して、その後で循環を始めたほうが楽かも知れない。シリンジから逆流防止弁付きホースへ付け替えのどちらが面倒かというと、人によるとしか。

 あとはリア変速やけど、とりあえずアウター(このフレームはフルアウター)の長さを決めてカットして、本日ここまで。

 と思ったら、フロントのホースの流れが不自然で長さが足りないのを発見。

 キャリパを取り外し、フォークの内側を通るルートに変更。

 夜にもう1サイズ小さいホースクランプを発注。