台座のないダウンチューブにフロント変速レバーを強引インストール

 分散夏休みの1日め。天候は不安定ということで出かけるつもりはなかったが、結局雨はほとんどなかった。

 最初に取り組んだのはLynskeyのワイヤリング。まずは取り外してハンドルにブレーキワイヤの通る穴を開け直して設置。タッチは軽くなったが、ブレーキの位置が手前すぎる。結局ハンドルの内側を這わせるという形で決着。左のタッチが重かったが、グリーシングで改善。落ち着くまでになんどバーテープを巻き直したことか・・・。

 次に洗ったままだったチェーンを通して変速の調整。リアはすぐ決まったが、フロントがなかなかうまく決まらん。純正でもコンパチブルな組み合わせでもなく、インナーは楕円だったり、アウターが38だったりと、変則的すぎる。デュアルコントロールレバーでインナーからアウターに変速しようとするとフロントディレイラとアウターでチェーンを挟み込んでしまう。手でワイヤを引っ張るとそれなりに変速する。ということは、アナログ式のダブルレバーで変速すべしという結論。

 ではやはり以前からの構想の通り、ダブルレバーのフロント用をダウンチューブに取り付けるという強引な計画を発動。以前作っておいた台座を探すが、見つからないので再度加工。


 ホースバンドに穴を開け、そこにM5爪つきナットの爪を伸ばしたものを挟んで締め込み、シマノ用アダプタを重ねて、隙間と周辺を金属用エポキシパテで固める。加工時はフレームにくっつかないように空き缶を伸ばしたものを挟んでおいた。


 完成図。おお、オトコマエ!美しいシルエット!もちろん想定通り変速する。

 この型番のものを使ったというわけではない。爪つきナットはダイソーで買った20個くらい入って100円のやつ。