ここ数日、パンク修理についていろいろ調べていたら、けっこう思い違いしていることがあった。
ゴムのりは溶かして接着しているのではない
普通の接着とは違うというのは知っていたけど、溶けたゴムと接着剤が一体になってくっつくのかと思っていた。でも実際はゴム同士が直接面ファスナーのようにくっつくという仕組みだった。ちょうど自己融着テープのように。
「溶けるという割には、ゴムの表面は特にとろけるようには見えんなあ」と思っていたが、疑問が解けた。
ゴムのりを乾かすのは反応を進めるためではない
数分おいているうちに反応が進む(ゴムが溶ける)のかと思っていたが、溶剤を揮発させるためだとか。トルエン時代は1分程度だったとか。
ゴムのりは薄く塗る
薄くしないと中まで十分に揮発しないからだとか。
叩くのは化学反応を進める意味もある
密着させること、気泡をなくすことが目的だと思っていたが、熱によって化学反応を進める意味もあるんだとか。だとしたらドライヤーで温めるのもありか。乾かすのにドライヤーを使うときは冷風にすべきなんだろうな。
ちなみにこれまでは軽く叩いた後は万力で押さえつけていた。これはこれで無駄なことではないもよう。