全日本シクロクロス選手権

 昨日より1本早いバスに乗って会場へ。想定通り、ジュニアのスタートに間に合った。

ジュニア

 ジュニアは伊丹高校/Sonicの梶がホールショットを決めたのに2つめの180度ターンで転倒。横浜高校江越がいいスタートを切る。本命の松山城南高校日野はスタートに失敗したらしく、梶落車を避けたメンバーの中ではほぼ最後尾で林へ。林の中で順位を上げて、展望エリア(全体の動きが一番よく見えるスポット)に移動してみたらすでにトップに上がっていた。その後も危なげなく独走。徐々に順位を上げた松山工業高校/Decoja村上が2位。江越が3位、諦めずに走り続けた梶が4位。



U23

 ホールショットを取ったのはMIYATA MERIDA竹内。ところが最初のコーナーで転倒、そこにシマノ横山航太も突っ込んでしまう。

 でもほとんど全員がストップを食らったおかげで横山はそのまま林に先頭で突入。そのあとは早々と弱虫ペダル織田と2人で走る。横山はたまにテクニカルセクションでミスをしても、ストレート部分であっという間に追いついてしまう。見た目とは裏腹に、力の差は歴然。結局最後にパワーを発揮して振り切って優勝。2位に織田、3位に着実に走ったボンシャンス日野。

昼休み

 土田さんを誘って、道の駅ロマンちっく村のブルワリーレストランで腹ごしらえ。ごちそうさまでした。

女子

 パナソニックレディーズ坂口が飛び出し、Liv武田、CycleClub今井がついていく。今井が遅れ、さらに武田が遅れ、坂口の独走でそのまま勝利。終盤追い上げた(最初に失敗したともいえる)FORZA YONEX與那嶺が3位に。


エリート

  TOYO竹之内悠がいきなり飛び出し、アンカー沢田、宇都宮小坂、FORZA武井、弱虫ペダル前田との5人パックになる。が、体調が悪いのか、先週のような勢いはなく、最初に遅れてしまう。ついで武井。終盤に入ろうかという頃に沢田のアタックが決まり、そのまま優勝。2位に前田、3位に小坂。


 終了後はバスで宇都宮駅まで戻り、再度土山さんと駅前の居酒屋でちょっと飲んでから新刊で帰路へ。

 今回のレース、エリートでMTB選手が勝ったためにMTB選手有利と思われがちだけど、ジュニアやU23で圧倒的走力のある選手が勝ったように、あるいは女子で與那嶺が3位に入ったように、かなりのパワー&スピードコース。ストリーミングで見るワールドカップやスーパープレステージュのような、いいコースだと思った。


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