引っ越し後初ライドは県道大分大野線と神社巡り

 引っ越し後の荷物の整理はまだできていないけど、天気もいいしということで初ライドに行くことを決心。

準備編

 ツーリングに必要なものを発掘しようと引っ越し荷物を捜索。だいたいはバッグ類から見つかったが、どうしても予備TPUチューブがみつからない。だいぶ探してふと気がついた。巾着の中に入っていた。その過程で見つかっていなかった吸口つきボトルも発見。フロントバッグの中に入れてたんだった。
 日焼け止めとお尻ローションは探していた個体はみつからなかったけど、他のものがあったのでそちらを使用。

西寒多神社

 新居から比較的近い西寒多神社へ。豊後国一宮。中学3年の時の遠足で行って以来だけど、寒田側を渡る橋は記憶にあった。
 到着して、地元と揉めているらしい写真を撮ろうとPowershotを取り出したら電池がないと。そういえばツールド九州福岡ステージの後半で電池不足表示が出ていたんだった。
 ではとスマートフォンを取り出そうと思ったが、ウエストバッグに入れていないことに気づく。財布も。久々のライドにありがち。これでは身動きが取れないのでいったん家に戻り、スマートフォンと財布をウェストバッグに入れ、コンデジをCybershotと入れ替えて再出発。
 到着してCybershotを取り出して揉めている写真を撮ろうとしたらSDカードが入ってなかった。失敗を繰り返してしもうた。でも今回はスマートフォンがあるので撮影はできた。

 藤棚と県指定有形文化財万年橋。

 主祭神は月読命、西寒多大神、天之忍穂耳命。七五三参りの家族多数。


 本殿の四色鈴。

 相殿。

 奥宮参道にある大分社と天神社。

 本殿手前右手にある合併社。

 その手前にある鬼の歯型石。ありがちな「鶏を鳴かせたら夜明けと思って鬼が撤退した」話。

 本殿手前左側の池にある祠。判読不能だったが、池ということは龍神さんとか住吉さんとかかな?

 観音堂もある。

県道大分大野線

 西寒多神社からやや西に入って県道大分大野線に合流。ふじが丘からつながっているらしい。片側1車線の道だが、このあと狭くなるらしい。
 大分、熊本、京都などでしか使われない「離合」。

石川神社

 上の写真の突き当りのあたりが石川神社。最初右の階段を登っていったが、墓地だった。下って左方面を見たらそれらしき階段が見えた。登る前に見ればよかった。

 近づいてみた。急な階段。

 登ってみたらゲートボール場があってびっくり。大回りして緩やかに登るルートもあった。

 天満宮と扁額がかかっている。


再び県道大分大野線

 ゆるめのきれいな道を登っていくと上石川トンネル。これで峠のはずはないと思ったが、トンネルに近づいたら抜けた先が登っているのが見えた。

 トンネルを抜けたら急に勾配がきつくなり、500mほどで悪路セクションの入口。

 一応アスファルト舗装だが、あまりメンテナンスされていない。石や木の枝が散在。ところどころガードレースが途切れる。

 観音淵。GoogleMapsには鳥居マークがあったけど、卍マークの方がよさそう。

 突然片側1車線になって、ここがピーク?と思ったが、Edgeをみるとこのあとも細かくアップダウンを繰り返しそう。脇の湿原はセイタカアワダチソウとススキが生存競争を繰り広げいていた。

 ほぼ県民の森・青少年の森らしい。あとで地図を見たらかなり野津原エリアにも近づいていた。

 きれいな道路の区間は1kmも続かず、再び悪路スタート。なんでここだけきれいにしたんや?

 地図読みどおり、なんどか緩やかなアップダウンを繰り返して少しずつ登っていったが、川の様子からしてここが分水嶺とわかった。

 このあとの下り、路面が悪くて石や木の枝が落ちているし、木漏れ日で路面が見にくいしで、低速で、ベイパーロックに怯えながら下る。よっぽどのことでなければ大丈夫とは思うものの。

 黒岩の集落のあたりまで降りてきた。久々にきれいな路面。

 ここで、このへんに神社があったはずとスマートフォンを取り出して確認(Edge Explorerに転送したはずだったけど、表示されなかった)。さっきの突き当りを左に行くべきやったんか。急勾配ではなから選択肢になかったわ。
 で、まずは近い方の神社へ。

中須八幡宮

 新道から急な道を下っていく。右手に森が見えてきた。近づいてみたら、昨日の大雨で沈下橋が沈んでいた。いったんまっすぐ進んで、画面左手に上陸して、降りて向きを変えて画面右手に進む作戦が成功。

 正面。

 扁額は「八幡宮」とだけ。

 拝殿とその奥に本殿。左手に祠があるが、詳細不明。

 石碑も詳細不明。しっかりした社務所がある。

 新道に戻る登り、やはり押しが入った。

山神社(弓立)

 少し戻って、かくれ里みたいな集落。現在の地名表示では河原内だが、国土地理院地図では弓立(ゆだち)という地名が記載されている。ただここも、前の中須八幡宮も地理院地図には記載なし。

 ここから山に入る急勾配のアスファルト舗装路をのぼるとすぐ
目的の山神社。急な階段。130年前の鳥居は補修済み。
 山神社は「やまじんじゃ」なのか「やまのかみしゃ」なのか不明。たぶん古くからあった山の神信仰を明治以降神道的にしていったんじゃないかと想像した。


 本殿と拝殿。拝殿には天井画が描かれている。

 右手には別の参道があった。

 本殿右奥に石碑、石の祠。


 帰りは階段を降りるのが怖いので脇の参道の方から下っていった。

中無礼神社

 集落が現れたので「神社がありそうなだ」と思って停まってスマートフォンを見てみるとすぐ先にあると表示された。
 中無礼はもう少し先の集落だが、「村のハズレの神社」的なやつか。扁額の「礼」は旧字体。


 本殿と拝殿。手水もある。

 拝殿に接続する形で公民館兼老人憩いの家。消防団の倉庫もあるし、京都市北部でよく見られた「神社の土地が公共スペース化される」というのと共通の事例かと。


河原内川河川プール

 中無礼の中心部にある天然水プール。当然現在休止中。

 「これだけ家があるなら神社があってもいいのにな」と思いながら下っていく。
 ちょっとパラダイスの入口にいそうな豆腐店。

 その隣の地図をみると、やっぱりさっきの集落付近に神社があった。戻ってみる。

中野神社

 絵地図に沿っていって到着。扁額は三柱社。

 社務所はないが、拝殿の右手に流し台などが見える。

 本殿の右手に祠と石碑。石碑は「中野神社的場神社合併記念碑」と。昭和50年。

 地理院地図をみたら、このあたりの地名が中野で、そのひとつ下流が的場。的場の川沿いにある鳥居マークが的場神社(跡)かもしれない。

神明社(中原)

 さらに下っていく。目指すは神明社。GoogleMapsには神明社高城とか高城神明社とある。
 川の対岸に鳥居。遥拝所みたいなもんか。

 少し進んで左に曲がる。最初は右に進んだが、急勾配だし、地図の位置とも違うしということで引き返してみたら案内板があった。迷って尋ねる人が多かったんだろう。

 あまりきつくない簡易舗装道路を登っていくと、登り口が見えた。きつい階段が続いている。

 けっこう危なそうだったので車道をそのまま登ってみる。最後は押しが入った。
 着いてみたら、きれいにコンクリートを張った広場が。回りにはサクラの木も多いので、地元の花見スポットかも。

 拝殿前から踊り場を、踊り場から下を。

 拝殿。山神社と同様、天井画がある。こちらはけっこうあたらしいし、図柄的にもシベリアンハスキーっぽいものもある。

 ここも拝殿に接続した社務所がある。

 本殿の裏手に石の祠群。周辺の祠を集約してきたのかも。

スーパーアゲアゲランチ

 神明社の時点で14時過ぎ。竹中あたりの神社にも立ち寄るつもりだったが、パスすることに。
 新鮮市場判田店でスーパーアゲアゲランチ。14時30分。

 食べたあとはそのまま家路を急ぎ、15時前に到着。


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