高知〜大渡ダム

 前から石鎚スカイライン〜四国カルストのツーリングを日の長い時期に実施しようと思っていた。夜行のフェリーで東予港まで行って久万高原で宿泊と思っていたが、どちらも予約が取れなかったので計画変更、高知から愛媛に走ることにする。

 初日は仁淀川町の大渡ダムのところに泊まることにした。高知からは60km程度。ゆっくり出ても間に合う。ということで、京都駅7時20分のひかりで行くことにする。

 今回初めてJR西日本のe5489で前日予約。ところが乗るべき新幹線を間違えて乗り換えが8分しかない便を予約してしまった。変更しようとすると新幹線部分が変更できない。JR東海の便のせいか。そういえば号車・座席指定もできなかった。しょうがないのでいったんキャンセル。しっかりキャンセル料取られたがな。

 当日、桂川駅でチケットを発行しようとするとできない。どうやらプラスチックカードが必要なようだ。LINE PAYのバーチャルカードで決済したし、みどりの窓口が開く7時まで待っていたら間に合わないのでモバイルスイカで京都駅まで行って、乗り換え改札そばの有人窓口で手続き。カード番号を口頭で伝えて無事発行。ところが、窓口でも乗り換え改札でもモバイルSuicaを通さずに通過してしまった。

 とひと悶着(?)あったけど、無事乗車。

 岡山駅での乗り換えは28分とやや長め。特に急がずに歩いてホームまで5分だったので、乗り換え時間8分でも余裕だったかも。

 ほぼ定刻に高知駅到着。
 自転車を組み待てているとおばちゃん(といってもたぶんそこそこ年下)から「仁淀ブルーライド出られるんですか」とナンパされる(誇大表現)。明日センチュリーライド系のイベントがあるらしい。
 お約束の記念撮影。

 せっかく高知に来たのだし、松が枝の遊郭跡見物。今も転業旅館が残っている。

 このあとはまずいの町へ向かう。中心部近くで、下調べしていたところでランチ。このあたりは生姜の産地で、生姜焼き街道というプロモーションをしているらしい。でもいくらなんでもこの生姜は多すぎでしょ。

niyodoblue.jp

 そこから町の中を抜けるとすぐ仁淀川。四国の川というと悠久の四万十川、急流の吉野川が有名だけど、仁淀川も悠久系。

 道の駅土佐和紙工芸館で早くも休憩。きれいな施設だけど、トイレのウォシュレットから水が出なかったり、休憩所のすべてのテーブルに灰皿が備え付けられていたりと、やや残念。

 そのあとは淡々とR164を遡っていく。沈下橋もいくつかあり、悠久系。


 途中で県道18号に入る。突然カントリー的になる。川も四万十川的悠久から吉野川的急流に姿を替える。ツーリング気分が盛り上がる。
 やがて越知でR494に合流。このあたりから山肌に張り付くような家も目立ってくる。
 仁淀川町の中心部、そろそろ休憩しようと思っていたらまさかのローソン。さほど有名ではない観光地だけどチャイナの旅行者がいて驚いた。

 中津渓谷。昔は繁盛していた雰囲気が伺われる。

 このあとすぐにダムへの登りが始まる。くっと登ってダムに到着。宿もすぐそこ。

 本日のリザルト。

 宿の部屋からダム湖が見える。

www.town.niyodogawa.lg.jp

 山の中だけど、高知的海の幸も多数。

 宿のあとのお客さんは二輪車の4人組。お互いに丁寧語ではなしているし、明日の計画もバラバラ、部屋も個室っていうところからして、ネットで知り合った人たちかなと妄想。