島原半島4分の3周と痛恨の予約ミス

 朝食はコンビニで買ってきたもので済ませて、まずは諫早市内をぶらぶら。業務関係のところをちょっと見物して、諫早宿本陣跡の安勝寺。宿場町の名残を残すのはここくらい。

 ここから時計回りで小浜まで行くのが本日の予定。まずは国道57号。三角島原間のフェリー航路が廃止になっても大分からの距離が表示されている。

 愛野からR251。昨日とは反対側の堰。こちらも人がいない。観光地化は難しいんかな。

 旧国見町の街頭はサッカーボール。だが、国見高校のサッカー部にかつての輝きはない。
 

 このあたり、路肩が狭いことがあるけど、自動車の運転が自転車にやさしくない。すぐクラクションを鳴らす。たぶんクラクションの意味合いが違っているんだろう。
 時折旧道を交えたりしながら、意外と時間がかかって島原到着。武家屋敷跡見学。島原は4度めだが、ここを見たのは初めて。いや、中学校の修学旅行で島原に宿泊した時に見たかもしれん。

 島原のガストではやめの昼食。

 この先、マンホールはなくて退屈だったが、OpenStreetMapに島原鉄道廃線跡が記入されていたこともあって、ところどころ廃鉄しながら進む。

 西有家の、南島原市役所にいらっしゃるミソ五郎どん。

 半島の南端の口之津のフェリー乗り場。天草との間を往復する。ここまでほぼ平坦で、順調。

 島鉄の旧終点近くで見た。イルカウォッチングの船の乗り場だとか。

 両子岩。ただし片割れは1922年の島原地震で倒れたんだとか。残ったのは別名信介岩。岸信介ぽかったからだとか。

 金浜眼鏡橋。ただし片一方だけ。もう目的地小浜はすぐ。

 17時頃小浜到着。予約した宿の位置をスマートフォンで見てみるとなんかおかしい。海辺のはずなのに山の奥の地図を示している。「ちょっとのぼったところから」と思って縮尺を買えてみても同じ。ここで気がついた。雲仙温泉とは小浜温泉とは全く別の温泉だった。雲仙市の温泉は小浜だけだと思っていた。
 目的地の宿は14kmくらい離れている。しかも山の上。今更キャンセルしても全額支払いだし、覚悟を決めて登り始める。いきなり急勾配。だが、1km過ぎたあたりからなんとか普通の勾配になる。日没との競争、というか、この競争は負けに決まっている。
 そんななかでもこんな看板を見つけると止まって写真を撮ってしまう。「本日のサービスメニュー、ずっとおんなじやろ!」

 ということで、なんとかたどり着く。最高標高700m弱。なにそれ。

 ほどよい夕食。ライスは茶碗4分の1。

 宿の風呂は温泉ではないが、せっかくなので共同浴場に行ってみる。

 さらについでに、夜の地獄に行ってみる。別府の地獄とはだいぶ違う。草津の湯の畑に似てるかな。

 さらについでに1軒だけ飲みに行った