松江〜日御碕〜大田

 分散取得する夏季休暇、今年は8月中が期限。できるだけ暑い時期を避けるということで最後の日に取得。5時40分に起きて桂川駅へ。うっ、ポジションが出ていない。サドル低すぎ。その上、BOXのビンディングペダルがクリート位置1点踏みになっていて安定性が悪いのが気になる。とりあえずそのまま駅へ。ディスクブレーキ台座溶接パナチタン改ツーリング車の輪行ははじめてで、ホイールの固定位置に少し迷うが、すぐに安定してパッキング。のぞみ、やくもの指定席もとれた。
 京都、岡山で乗り換え、松江へ。途中のやくもはえらく揺れて眠りにくかったけど、どうやら振り子列車らしい。

 組み立てて、サドル位置を調整しようとするが、携帯ツールが見つからない。昨日確かに確認したのに。では調達するしかないと、まずはxperiaでダイソーを検索。結構近くにある。同じくxperiaのと地図を頼りに到着。六角レンチセットとパンク修理セットを購入。レバーだけあればいいんだけど、全部ついてくるんだからしょうがない。

 早速調節してから出発。最初は早飯にしようかと思っていたが。R9はいきなり寂しい道になる。玉造温泉を越えて、宍道の手前の湖沿いの食堂で昼食。当然ライス抜き。

 昼食後、さらにサドルを上げようとしてウエストバッグのポケットを探って、忘れたと思っていた携帯ツール発見。そういえば昨日ここに入っているのを見つけたな、と思いだした。でもTOPEAKのこのツールよりもダイソーの方がきっちりとフィットしているのってどうよ。

 しばらく行くと宍道の町。宿場町の風情が残っている。
本陣跡

 出雲市の市街地を抜けて生涯2度めの出雲大社へ。正面で記念撮影した後裏側からのアプローチで参拝。

 ついで本日のメインイベントの日御碕へ。想定通りアップダウンの多い海岸沿いの道。下りの自然加速がどうも鈍いと思いつつ、岬へ到着。
空は鉛色。

 ここから来た道を引き返し。途中で見えた気になる日御碕神社を参拝。いかにも海の信仰の神社という感じ。徳川家光が再建を支持したということで、西日本では珍しい権現造りだと。

 ここでもしかしてと思いブレーキを調整してみる。フロントは見事に軽くなった。これまで一生懸命負荷トレーニングをしていたとは。で、リアはまだ回転が悪いまま。観察してみるとブレーキの可動範囲内ではどうしても調整ができないもよう。ホームセンターでワッシャを調達して挟むしかなさそうとこの場ではあきらめる。

きた道を戻り、R9に戻ったまさにその交差点に地場のホームセンターが。早速6mmのワッシャを購入し、フレーム(インターナショナルスタンダード)とIS-ポストマウントアダプタの間に挟んで調整すると本来の回転が戻った。ついでにサドルを上げ、しかも目一杯前に出した。これでだいぶ楽になった。がすでにここまでのダメージが蓄積し、坐骨の内側の部分がかなり痛い。2033年に北海道10日間ツーリングした時は特に何も支障のなかったサドルなのに。

 大田の前に一つ軽い峠を越えて到着。99.9km。天気予報は「時々降るかも」と言い、空気も湿っぽくなった時もあったが、降られずにすんだ。
 宿は飲み屋街にもそこそこ近い。


 1軒めの安兵衛。接客はなんか独特だけど、料理はおいしい。壁には火野正平さんのサイン色紙。こころ旅の途中での立ち寄り?


 2軒めの味平。やや客層が若い。


 昭和レトロなネーミングのスナックだらけの大田で異彩を放つお店。


 2軒行った後で、ローソンで翌日の朝食を調達してホテルへ戻る。