福井から金沢へ

 7時過ぎにホテルを出発。朝から風が強い。ただ南からの風なのでほぼ追い風。ラッキー。マクドナルドで朝食をとって出発。

 最初の目的地はお約束で東尋坊。3度めなので特別な感慨はないが。青空がきれい。

 東尋坊から平地に降りてきたあたりで海岸沿いの道を行ってみる。残念ながら途中で工事で通行止め、少し戻るが、けっこうアップダウンが多かった。

 大聖寺のコンビニで最初の休憩。かき氷とガリガリ君でからだを冷やす。

 片山津を抜けて安宅の関を通り、小松のイオンの喫茶店で昼食。この時間帯が一番風がきつく。横風エリアではハンドルが取られるほど。

 昼食後は追い風に乗って進む、が、おかげであまり風が涼しくない。松任のガストで休憩してかき氷で冷却。向かいのビルの気温表示は37度を示している。

 金沢はもうすぐ。兼六園は2度いったことがあるので、今回は古い町並みを見ることにする。西茶屋、長町武家屋敷を見て、主計町のすぐそばまできた時悲劇は起こった。
西茶屋町

長町武家屋敷

減速していたところに段差があり、ハンドルを取られ、点灯する。鉄則に従って側面全体で着地したが、ウェストバッグのそちら側にはスマートフォンが。見ると画面にひびが入り、表示も消えている。

 かといって、慌てたところで覆水盆に返らず。予定通り茶屋町めぐり。
主計町

東茶屋町

 金沢の古い町並みは、他のところと違ってあまり観光客相手の店が多くないのがええね。

 東茶屋町を巡っていて気がついた。通信環境がないといくはずだった銭湯がわからない。こういう時は以前使っていたタウンページ頼り。しかしそもそも公衆電話がほとんどない。バスターミナルでやっとで発見。ひらがなの名前だったという記憶と紙の地図との照らし合わせでだいたいの場所を特定。地元の人に聞きながらなんとか汗を流すことができた。だが、その分のロスで、駅ビルの飲食店でのぷはーっは断念。

 帰宅して知ったが、この日北陸はフェーン現象で、金沢市の公式最高気温は36.1度。37度はあなかち大げさな数字もなかったのか。考えてみれば、台風の後の南からの暖かい風っていうのはまさにフェーン現象そのままやんか。