塩尻から飯田を目指す。当初は南木曽から大平峠、飯田峠を超えて飯田にというコースを考えていたが、飯田峠付近が通行止めということでこのルートに。
始発のしなのに乗るべくスタート。今回は桂川駅の自動券売機でしなのの指定席を買うことができた。在来線指定席のボタンから入っていけば買えた。
京都は曇っていたが、しなので眠っていて目が覚めたら路面が濡れている。塩尻は小雨、というか霧雨。パックを解いて準備をしているうちに都合よく雨が上がってくれた。駅ではあずさで輪講してきたと思しきキャノンデールだったかのおっちゃんライダー(とゆうても年下かも)に話しかけられる。「こんな天気の時はディスクブレーキがええですよ。なにより帰りの輪行で手が汚れなないんで」みたいな会話をする。
まずは中山道塩尻宿。ほぼ1年ぶり。
塩尻宿はすでに登りの途中だが、そのまま登って善知鳥峠(うとうとうげ)。
辰野で早めの昼食。地元のおっちゃんが「今年は松茸の相場が安すぎて」と嘆いていた。
続いて松原宿。本陣跡さえわからない。かろうじて雰囲気のある建物が1軒あった。
伊那に到着。そこそこ賑やかで、駅前にはしっかりした商店街がある。ちょっと気になる建物。
伊那の旧宿場は伊那部。河岸段丘の急坂を上がったところにある。ここは伊那街道の宿場で、その後川寄りに三州街道が開かれたので面影が残っているのだとか。
続いて宮田宿。ここも河岸段丘の上。1軒だけ残っている。宮田は実業団のレースもやっているところ。「みやだ」と読む。
片桐宿。国道から片桐駅まで登って、そこからさらに登る。駅前の案内板には宿場跡がまったく載っていなかった。
原町宿。途中にあるはずの松島宿をすっ飛ばしてしまった。途中にちょっとだけ町並みがあったけど、あそこかも。
日暮れと闘いながら河岸段丘の上を南下して飯田到着。日本初の道路交通法改正対応ランドアバウト。
あまり汗はかかなかったので、ウェアは消臭剤対応。