起きてみたら、昨日のダメージがお尻に。合わないサドルのいつものパターンで、坐骨が痛い。だがしかし、今回はじっくり触ってみると坐骨の先っちょではなく、内側が痛んでいる。具体的には図(wikipediaより)の赤で囲んだ、やや尖った部分。いうならば坐骨の内側。
検索してみるが、決定打はない。自分なりに考察すると,サドルと骨盤の位置がこんなではないかと。
- ここが当たるということは座る位置がサドルの細い部分、つまり前になりすぎている。
- しかもサドルのカーブと骨の角で点接触になっている。
- しかもこの部位は肉や筋肉が薄いし、骨の厚みも薄いので、骨にダメージがたまりやすい。
- SpecializedのBody Geometoryの思想に影響を受けて坐骨幅を測定、標準より狭いことから細いサドルを選んでいたが、間違っていたかも。
- 前にならないようにするには、少し前上がりにしたらいいんじゃないか。
- カーブが悪いのならフラットタイプなサドルにすればいいんじゃないか。
- でも前上がりにしたらセンターラインが圧迫されるな。そうでなくてもビワイチの前半はしびれに悩まされたのに。
ということで、問題のAlioneのセッティングを前上がりに変更してちょっと乗って見る。ええがな。でも少し骨をサドルにねじ込むように押し付けている感覚がある。サドルを下げたらさらにいい感じに。
股間対策に、Aliexpressで3つのサドルを注文。合わせて約70ドル。
フラットなサドルをやや前上がりにという設定、実は20年前に戻ったとも言える。好みだったVETTAのサドルでセンターラインのしびれが出るようになってからいろいろと試行錯誤してきたが、元に戻ってきた。
それと、これまでずっとよく確かめずに坐骨の先端をサドルに突き刺すから痛くなると思って、骨盤を立てたりかぶせたりといろいろと試行錯誤してきた(今はかぶせる派)、それもあまり重要ではなかったのかも。
ケツは痛いうちに乗れ
今回よかったのは、痛みが引く前に試すことができたということ。いったん痛みが引くと「長時間走ってみんとわからん」「長時間走って夜が明けんとわからん」という状態になるが、痛みが残っているとその場で痛くないサドル、ポジション、フォームがわかる。
レーパンで擦れて痛い時にはやるべきではないけど。