天草

 いつかは行ってみたかった天草へ。

 4時40分に起きて、5時40分の電車で新大阪へ。新大阪からは始発の次の西鹿児島行きの自由席に座る。眠ったり、kindleアプリで与謝野晶子源氏物語を読んだりしながら熊本へ。熊本からは鹿児島本線に乗り換えて松橋へ。しかしkindleアプリって電池がよく減る。

 松橋からは不知火を通って三角へ。途中の松合はノーチェックだったけど、なかなかよかった。

 ほどなく三角到着。ずっと追い風でらくちん。このあたりで食べておかないと店はないかもと思って、駅前のレトロな、というか単に古い食堂で昼食。オムライスの上にかけられた、ウスターソースとマヨネーズのミックスらしきソースが妙にうまかった。

 ついに本土を離れて大矢野島へ。橋へ登って行く途中で食べられる店をいくつも通過。無理して駅前で食べる必要もなかったかも。

 大矢野島に渡る天門橋は北(進行方向右)から南へ激しい横風。横風だけならいいけど、クルマが通過するたびに発生するカルマン渦で道路中央側にふらついてしまう。あまりに不安定なので、真ん中あたりからは自転車を降りて歩行者通行帯(幅60cmくらい)を押して通行。押していても吸い込まれそうになる。

 橋自体はそんなに長くないのでほどなく対岸へ到着。ここからはアップダウンを繰り返す。大矢野島の中心部が意外にもにぎやかなのでちょっと驚いた。

  上天草市カントリーパーク花海好(はなみずき)の展望台に登って、そのあと下って上天草物産館さんぱーるで休憩。天ぷらやらギョロッケやらをいただく。

 出発するとすぐ橋の4連発。天草五橋は天門橋以外はまとまっている。天門橋の時と違って追い風なので特に苦労もなく通過。松島の港を通って、下調べしていた千巌山展望台へ登る。序盤がきついが、そのあとはのんびり走れる勾配。展望台の手前で非舗装路と階段があるが、そのまま行く。期待通りのいい眺め。

 元の道に戻らずに南へ降りて国道に合流。ちょっと登って下って、細かいアップダウンを繰り返す道をさらに強力になった追い風に乗って進み、道の駅リップルランドで長めの休憩。海の向日に見える雲仙が雄大。

 再び追い風に乗ってすぐに天草瀬戸大橋。ループを登って対岸へ。宿をチェックし、飲みに行くエリアをチェックしてから宿へ。

 洗濯機はないし、あまり汗もかいていないのでリセッシュ対応。シャワーを浴びてから、宿でもらった飲食店情報チラシを手に2軒だけ。

 翌日の宿は、近所の別の宿にした。